2015年07月28日 09:00
7月14日、幸津川町の中洲小学校で「ふなずし作り体験」学習があり、
児童たちは県の伝統食であるふなずしの"いろは"を学んだ。
郷土の先人たちが育んだふなずしを若い世代に伝承しようと、
滋賀大学大学院へ派遣された草津市渋川小の中村大輔教諭(40)が企画し県内8校で実施した。
この日、5年生児童27人が地元の体験者・早川武雄さん(71)の指導で、
腹わたを取り約3か月かけて塩漬けしたニゴロブナ20匹を使い、
エラに地元産の米飯を詰め込んだあと、サンドイッチ風に米飯、フナを交互に重ね樽漬けした。
約半年かけ乳酸菌により発酵、来年1月にも試食できる。
また8校で漬けたふなずしの食べ比べ会を予定している。
初めてトライしたという樋上由貴さん、津田京佳さんは
「ふなずしは臭いがあるけど食べたらおいしい。
自分たちが作ったものが食べられるのが楽しみ」と話した。
中村教諭は「県内8校約400人を対象にふなずし作りを学習してきた。
漬け方や味覚に地域色があり、調査研究のテーマにもしたい」と話した。
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