守山・大津・草津3市の5港を結ぶ 観光船、3月20日まで試験運航
外国人観光客らに琵琶湖の魅力を体感しショッピングなどにつなげようと、守山・大津・草津の3市は11日から観光船の定期便を試験運航した。におの浜観光港―大津港―おごと温泉港―草津烏丸半島港―ピエリ守山港を結ぶ5港。3月20日までの土・日・祝日の13日間、1日2往復する。
日本一大きな琵琶湖を観光資源にした地方創生事業。内閣府の先行型交付金約280万円を活用した。県調査(2014年)によると大津を中心に宿泊する外国人は台湾(43%)韓国(15%)中国(11%)米国(8%)。これらの観光客に湖上遊覧を楽しみながら経済振興につなげようという。
守山の大型商業施設「ピエリ守山」では、免税カウンターを開設して買い物便宜を図っているほか周辺観光スポットへの拡大を狙う。運航は琵琶湖汽船と近江トラベルに委託。
各市では運行時、利用者にアンケート調査し興味度や課題などを明確化して今後の運航方針に役立てる。乗船料はにおの浜観光港―ピエリ守山港間千円(片道)各区間500円、2区間以上最大千円。問い合わせは琵琶湖汽船予約センター(電話077-524-5000)へ。
【守山市公式】
びわ湖クルーズと観光&ショッピングについて
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