”自転車新文化”のまちづくりへ

守山市民新聞

2016年06月11日 09:00

 自転車を中心にしたまちづくりを進めようと守山市は、官民連携の「びわ湖守山・自転車新文化推進協議会」を発足させた。6月1日、守山商工会議所で設立総会を開き規約や役員を決めた。協議会は"ビワイチ"を主柱に市の持つ資源や環境を生かした新文化を創造し県とともに琵琶湖を自転車ロードの聖地にする考え。


 設立総会には協賛会員1社、企業・団体22社、個人80人が参加した。役員選出で会長に南井良彦氏(輪の国びわ湖推進協議会運営委員)を決めた。今年度の事業計画は自転車を軸にした講演会やイベント、マップ作成、インバウンドに向けた観光振興にも力を入れる。事務局は市役所内(地域振興・交通政策課)に置き会員を広く募集する。法人会員は年間3万円、個人3000円、協賛会員は10万円。会員になればレンタサイクルの無料などの特典がある。


 南井会長は「自転車文化を一過性のブームに留めず自転車を活用した健康づくりや地域活性化・観光振興などに取り組みたい」とあいさつした。総会後「しまなみ海道をいかした自転車まちづくり」をテーマに講演したNPO法人シクロツーリズムしまなみ代表理事・山本優子氏は「6つの島を結ぶ"しまなみ海道"は自転車の聖地となったが、その原動力は住民の共感と参画で、新開発より既存の地域力を生かした"路地裏観光"や"住民交流"がリピーターらに人気を得ている」と自転車の持つ魅力的な可能性を示唆した。


 決まった役員は次の通り(敬称略)。
 副会長=中西壮一郎(中西建設代表取締役)、小西良章(滋賀県自転車競技連盟事務局長)◇理事=辻井浩二(オートサービス辻井代表取締役)、鵜飼貞夫(クラフト・カフェ建築設計事務所代表)、南平喜代和(キヨシ商会代表)、高本真光(市民代表)、宮川美紀子(同)、小川茜(守山市嘱託職員)◇監事=四方清文(滋賀銀行守山支店長)


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