伝統野菜「矢島かぶら」後世に
守山市の矢島地区に伝わる伝統野菜「矢島かぶら」を後世に残そうと、「矢島かぶら」の種まきが10月13日、石田町の畑で行われた。
「矢島かぶら」は葉が濃い赤紫色で身は紫と白のツートンカラーなのが特徴。生のままだと少し固めで、甘酢漬けや浅漬け、煮物に向いている。
「矢島かぶら」はこれまで矢島町でしか生産されてこなかった事と作り手が高齢化してきた事で、近年生産量が減少していた。産・官・学で連携し〝食と農〟をテーマに地域資源のPRや6次産業の振興をすすめる「もりやま食のまちづくりプロジェクト」の地域ブランド開発推進チームの呼び掛けでこのほど初めて中洲・速野・玉津・小津・河西・守山学区へエリアを拡大して栽培に取り組んだ。
この日は、同プロジェクトスタッフ立ち会いのもと、農事組合法人石田営農組合のメンバーが土をならしてから溝を掘り、約1㌢の深さに種を植え、乾燥を防ぐもみ殻で覆った。
12 月~来年1月にかけて収穫し、今後は「もりやま矢島かぶら」として新しい守山市のブランド野菜を提供していく。
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