自転車通学の事故を防ごう 明富中が総点検実施

守山市民新聞

2018年10月30日 09:00


 自転車通学安全モデル校の明富中学校は守山署と10月9日、通学自転車の「総点検」と「安全対策講習会」を開いた。約500人の全校生は事故防止へ再確認した。

 同中学は速野、中洲学区から自転車通学する生徒が大半を占め、学校挙げて事故を防ごうと2016年11月、公益財団法人日本交通管理技術協会から「モデル校」の指定を受け生徒会を中心に啓発活動を行っている。

 この日、全校生はJAF(日本自動車連盟)による講習会を受講し自転車事故の実態を画像で鑑賞した。車の運転席から見ると死角がありミラーの陰に複数の人がいることを確認した。スマホやイヤホンを使いながらの自転車走行には危険がいっぱいあることも学んだ。
運動場に移り自転車点検。自転車のハンドルの高さやベルの音量、タイヤの空気圧など細部にわたり地元の交通安全協会、自転車の商業協組のメンバーらの協力を得て点検を受けた。講評した浦谷校長は「今年に入り通学時事故が5件あり幸いけがはなかったが、モデル校の生徒は模範を示す行動を心掛けてほしい」と話した。

 自転車事故は増加傾向にあり守山署の調べによると、人身事故のうち自転車事故が21・4%を占めている。交通事故死が守山署管内で8件発生(10月8日現在)し「非常事態宣言」を発令した。





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