新守山川・オオバナミズキンバイを駆除

守山市民新聞

2012年12月01日 09:00


守山市内で外来植物のオオバナミズキンバイが猛烈な勢いで増殖し、

守山市などは「在来の生物に深刻な影響を及ぼす恐れがある」

「取り扱いに注意を」などと市民に呼びかけています。

30日には市民グループなどが新守山川で大がかりな駆除作業を行いました。



オオバナミズキンバイは南米から北米南部が原産で、

初夏に直径3㌢前後の黄色い5弁の花をつけます。



琵琶湖では3年前に赤野井湾で確認され、

水の中でも陸上でも生育でき、猛烈な繁殖力を持っているのが特徴。

滋賀県立大学の近江ウェットランド研究会の調べでは、

生育面積は、平成21年142平方㍍、同22年478平方㍍、

23年1638平方㍍、24年4200平方㍍—と猛烈な勢いで拡大。

守山から草津、大津へと広がっています。



急速に野生化が進んだため、まだ法的に駆除すべき種に指定されていません。

守山市や市民グループ、漁業関係者などは「放置すれば分布域の拡大は必至」と判断し、

今年8月、「赤野井湾再生プロジェクト」(会長=秋山道雄・滋賀県立大学教授)を結成。

調査に乗り出し11月30日には赤野井湾の新守山川で40数人が参加して駆除作業をしました。


【オオバナミズキンバイの説明をうける漁業関係者ら】

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