明るく楽しい学校づくり『もりきたろう』がひと役

守山市民新聞

2013年09月25日 09:00



 いじめのない明るく楽しい学校をつくろうと

守山市立守山北中学校は、生徒会(小林凛・会長)が主体となって

ゆるキャラ『もりきたろう』をつくり成果を上げている。

全国の中学校でもゆるキャラの活用は初めてで各校から注目を集めている。

大津市の中学2年生の自殺を契機に、

いじめ問題は各校の悩みのタネとなっている。

同中学校では明るく楽しい学校づくりが、いじめ撲滅の一助になると考え

昨年10月、生徒会がゆるキャラづくりを提案、

全生徒から応募した89点の中から『もりきたろう』を選んだ。

ゆるキャラの製作には“ひこにゃん”を制作した大阪のイベント会社に足を運び、

アドバイスを得て2ヵ月間で完成させた。

身長159cm、ウエスト350cmの等身大で、

ふくよかで丸型のスタイルが「愛くるしい」と生徒たちの評判を呼び、

学校のイメージづくりに一役かっている。

『もりきたろう』は校名を採用した。

弟分にもう一つのゆるキャラ「きたもりお」がいる。

3年生の送る会でデビューした『もりきたろう』は、

入学式や卒業式、体育祭などの学校行事に登場、

入学式では玄関前で緊張する新入生を出迎え、不安を取り除く効果も。

生徒会を後押しする水野恵、中嶋謙夫両教諭は

「最近では、もりきたろうと生徒会で制作した人権劇を上映し

生徒たちがいじめについて真剣に考えるようになった。

また生徒に笑顔がみられ心のゆとりが芽生えてきている」と

明るい学校づくりに成果を上げているようだ。


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