守山 オーダースーツ店が母校へマスク寄贈
焰魔堂町のオーダースーツ専門店「DAVID LAYER(デビッドレイヤー」が4月27日、物部小の児童らに手作りのマスク約1000枚を贈った。同小では登校日に配布する予定。
新型コロナウイルス感染症の拡大予防に、経営者が卒業した母校の子どもたちに役立ててもらおうと贈った。マスクは同社のオーダースーツやシャツの余り生地を利用し滋賀県内の企業に委託して作った。子どもたちに喜んでもらえるようにと花柄やハート型、迷彩柄、水玉など10種類のカラフルなデザインが施され、学年別に大きさもS・M・Lサイズがある。素材は綿と麻の種類。内側はガーゼで、洗えば何度も使用できるという。
経営者の伴野友彦氏や弟の彰洋氏が二町町の同小を訪れ、友彦氏は「1993年に物部小を卒業し多くの思い出をつくってくれた。地元に感謝の気持ちを込めてプレゼントした。早くコロナウイルスが無くなればいいのに」と話した。同小の水野恵校長は「マスクがないので困っていたが、心のこもった手作りのマスクを寄贈してもらい非常にありがたい。学校が地域に支えられている証でもあり、この気持ちを子どもたちや保護者に伝えたい」と感謝の言葉を述べた。
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