2018年07月07日
立田町の「木もれ陽コンサート」 10年節目に開催”白紙”に
アジサイが見頃となった6月24日、立田町の鹿嶋神社で「木もれ陽コンサート」が開かれ、住民ら約250人が音楽を楽しんだ。今年10年目となった恒例行事もイベントを支えてきた人たちの高齢化で、来年以降の開催が"白紙"状態となりこれを聞いた人たちから惜しむ声が聞かれた。
コンサートは、平成21年にアジサイの最盛期に合せて開催したのが始まり。境内には現在約100種・1千株のアジサイが咲いているが世話をする中心メンバー7人が60後半~70代となった。10年前、定年退職後の地元民が地域の心の支えになる神社が荒れているのを見かね「神社の森をつくろう」と整備に立ち上がった。この時、地元の岸井千里さん(69)が神社前でアジサイを植えていたのを参考にアジサイを植栽し、同時期に住民らが楽しめる音楽会が企画された。
境内にはアジサイの植栽をはじめモミジや山桜、シャクナゲなど12種類・約500本が植樹され、住民の協力や基金も設立され整備は大きく進んだ。広報担当の岸井さんは「メンバーが高齢化し対外的に広げてきたコンサートを継続していくことが困難になった。10年目を区切りに活動を白紙に今後のあり方を考えたい」と話した。音楽会実行委代表の堤保さん(75)は「アジサイの世話は続けていくが音楽会は縮小し、身内だけの催しにとの声もあり検討していきたい」と語った。
この日のコンサートは、例年以上の人が詰めかけフォークソンググループ「青人草」によるオルジナル曲や「手と手」「旅人よ」などの演奏を惜しむかのように聴き入っていた。
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