2014年05月16日
障がい児理解を深める 「ふれあい作文集」刊行
社会福祉法人滋賀県障害児協会(法人本部・守山市)が『守山の子供たちが書いた、
障がい児・者との共育・共生をめざす作文』(ふれあい作文)を刊行した。
障がい者(児)理解を深め、健常者とともに生きる社会をめざそうと
同協会が09年度から県内の小・中学生を対象に福祉や障がいについての作文を募っている。
刊行した作文集は、過去5年にわたり守山の中学生のふれあい作文をピックアップし
優秀作11編を集めた特別号。この協会事業5周年を記念してつくられた。
作文集は、いずれも障がいのない生徒が、障がいのある両親との日々の生活、
学校の友だちとの交流を通した実体験から感想が綴られている。
同作文は4月、参加した守山市立守山南中学校の生徒らに配布された。
一部を紹介すると「(障がい者)をかわいそうだと思うことは、
少し上から見ているような気がします。もし自分がそういわれたら
不快な気持ちになると思います」(守山南中2年生)
「人一倍働き者の祖母が脳動脈瘤になり半盲になりました。
一時元気を失いましたが、今は逆境に負けず前向きに
リハビリを続ける祖母を尊敬しています」(同2年生)。
刊行にかかわった湖南ホームタウンの施設長高山徹さんは
「障がいのない人が作文で書いているところが一味違った意義があります。
“おたがいさんネットワーク”で得た寄付を生かし、市民へ還元する意味で発行しました。
この冊子が福祉のまちづくりに役立てれば」と話した。
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