守山市民新聞のブログ　編集室だより

　お寺の境内で芸術を楽しむ「おてらハプンｉｎ東光寺」が５月３日から４日間、

幸津川町の東光寺で開かれた。

　７回目の今年は「レインボウ」（７色の虹）をテ―マに作品展示やパーフォマンス、

ワークショップなど多彩なイベントが催された。

同寺副住職で現代美術作家の川本哲慎さん（３３）らでつくる

アーティスト集団「モファ」が主催し、県内外の作家１７人が参加した。

　ゴールデンウイークの期間中とあって、多くの親子づれが訪れ

「絵画や彫刻作品が主体と思っていたが、

制作体験できるワークショップが多く楽しめた」との声が聞かれた。

　圧巻は、鐘つき堂に水の流れを表現した染色布の大型アートが

五月の風を受けてなびく光景を楽しみ、

本堂では涅槃図と対比するかのように有名作家の銅版画の作品に見とれ、

心に浮かんだ風景を石に描くワークショップを楽しんだ。

　川本副住職は「現代社会は少数派の個性は生きづらい。

アートを通して多様な個性を受け止め柔軟な心を育むきっかけをになれば」と話していた。

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