守山市民新聞のブログ　編集室だより

　勝部自治会（小嶋宣秀・会長）は２月１日、

同町の上原成商事守山エネルギーセンターで企業合同の「防災訓練」を行った。

雪の降る中、住民約４百人が参加し有事に備えた。

この日の訓練は、住民の避難誘導を中心に避難集合場所や

徒歩による避難場所への使用時間を確認しあった。

　一方、会場では自治会のシンボルで、

当時の守山女子高校舎火災で活躍したという

明治期の「腕用ポンプ」を使って自主組織隊員が放水訓練し水の勢いを確かめた。

また起震車による「震度７」の大地震の揺れを体験した親子から

「体が浮き上がり怖かった」との声も聞かれた。

　このあと、上原成商事の自衛消防隊（岩見浩・隊長）13隊員と

北消防署合同の消火訓練があり石油タンクめがけて放水したり、人形を使って「蘇生訓練」も。

車イスで参加した一人暮らしの73歳男性は

「日頃から防災意識をもつことが大切で、訓練は自己保身を気づかせてくれる」と話した。

小嶋会長は「企業と合同は初の試み。

今後は町内の企業17社に参加を呼びかけ地域の守りを固めたい」と話している。






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