2015年07月29日
琵琶湖大橋 三日月知事が「有料継続」正式表明
有料道路の琵琶湖大橋について三日月大造県知事は、
6月24日の県議会で大橋の補強などの財源に充てるため「料金徴収を続けたい」と
有料化継続を正式に表明した。
これを受けて関連道路区域に属する守山市の宮本和宏市長は、
午後の記者会見で「市が要望していた有料継続の方向性が県により示された。
琵琶湖大橋の耐震対策や国道477号の関連区間4車線化など車の渋滞緩和策、
料金の値下げの議論に期待する」と県の方針を評価した。
県では今後、利用者の利便性を図るため料金の値下げも視野に県議会の議決を得て、
年内にも国の許可手続きに入るとしている。
琵琶湖大橋は約350億円をかけて建設され、
1964年に開通した。県道路公社が維持管理し51年目を迎える。
この間、普通車200円(片道)を利用者から徴収し、年間約1200万台が利用した。
平成25年末決算で資産357億円で残りの借金を完済しても約48億円余る状態。
公社の外部監査で、早期の無料化が指摘されている。
道路整備特別措置法には
「建設費を償還時点か料金徴収期間が満了した時のいずれか早い時期で無料開放すべき」
としている。
県が昨秋実施した利用者アンケート調査によると、約7割近い人が無料化を望んでいる。
また有料継続の場合"ワンコイン"(普通車100円)が最も多く4割近くあった。
一方、琵琶湖大橋の有料道路区間(大津市真野普門町~栗東市林まで約15・4㌔)の
年間維持管理費は約3億5千万円に上り、県全体の道路整備費用を圧迫するとして6月5日、
守山市など県市長会が有料継続を県に要望していた。
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