2019年03月23日
ホタルが自生する河川環境を目指し

ホタル自生の環境づくりを研究する県立守山高校ほたる再生プロジェクトチーム(PT)は守山幼稚園児と3月8日、市内2カ所の河川にホタルの幼虫358匹を放流した。
守山高PTは文科省の「スーパー・グローバル・ハイスクール」(SGH)の指定を受けホタルの課題研究チームとして2016年から活動している。中心市街地を流れる吉川川(あまが池親水緑地)をフィールドに特定NPO法人碧いびわ湖、みらいもりやま21と一緒にチームを作り県立大学の瀧健太郎准教授の指導のもと、生態学と河川工学の見地から"ホタルが自生できる環境づくり"に取り組む。
昨年3月に川の流れをスムーズにするなど幼虫が生息しやすい河床(バーブ工)をつくり生育環境の悪い場所には土入りプランターを設けるなどホタルの育成や自生への環境づくりを行い昨年10月には茨城県で開催の「第17回世界湖沼会議」で活動発表した。
この日、4歳園児66人はホタルの生態などの話を聞いた後、昨年12月に市ほたるの森資料館から譲り受け約3カ月かけて育てた幼虫を2クラスに分かれて近くの吉川川バーブ工に58匹、守山1丁目の守善寺横金森川に300匹を放流した。吉川川では守山高PTの2人が参加した。2年生の女子生徒2人は「駅の近くにホタルが飛ぶ自然の素晴らしさ。そして人が集まり守山の活性化につながる。自然再生の手伝いができることがうれしい」と話した。
また、市の環境政策課によるとホタルの幼虫放流は、2月26日浮気保育園(270匹・守山川)、同日物部幼稚園(146匹・二町の川)、3月6日小津こども園(150匹・新守山川)、3月11日カナリヤ保育園(200匹・三津川)、3月20日若鮎保育園(100匹・目田川)の各園で行われ市内の河川に計1224匹が放流された。園児たちは環境を守る大切さを学んだ。
ホタル飛翔地を散策する夏の風物詩「第16回守山ほたるパーク&ウォーク」が5月18日から9日間開催される

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