2013年01月04日

京大准教授・安藤和雄氏が語る 大川活用プロジェクト

野洲川改修工事跡の大川は水質の汚れ、

水草の繁茂などが問題になっています。

民、学、官で組織する

「大川活用プロジェクト」は発足2年度目。

地域問題として参加する

安藤和雄・京都大学東南アジア研究所准教授に

お話をうかがいました。

京大准教授・安藤和雄氏が語る 大川活用プロジェクト
写真は安藤准教授


(以下は安藤准教授の発言要旨です)

野洲川南流跡地の大川。

改修で放水路(本流)が出来て閉鎖水域となり、

水質の悪化、水草の繁茂などが

地域社会の課題となっています。

これを何とかしよう、「まちづくり」の方向を

考えようというのが「大川活用プロジェクト」なんです。

全国的に見て珍しい特徴が、

住民、大学、高校中学、守山市役所など

「民・学・官」が協力しているという点です。

きれいな流れを取り戻そう、という願いは当然です。

加えて、そこに至る道筋、方法に大いに気付かされました。

私はアジアの国々の農村開発を研究テーマにしており、

現地では欧米発信型の開発が主流です。

予算、事業期間などがきちんと定められた中で事業が進行します。

ところが、「大川活用プロジェクト」では、

事をを急ぎません。大勢の人々が、

非公式の「寄り合い」を定期的に開き、意見交換します。

それが公式の会議に反映されていきます。

私は、これを「待ち」の仕組みと呼んでいます。

欧米の中央主導的な方法に対し、

アジア的な住民参加型の手法、

和を重んずるやり方だと思います。

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Posted by 守山市民新聞 at 09:00 │Comments( 0 ) 地域情報
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